大アルカナと小アルカナ

タロットカードの大アルカナと小アルカナの構成について解説します。




2008年06月11日(Wed)
大アルカナと小アルカナ
「アルカナ」とは古代の秘密教義を意味します。
そしてタロットには22枚の大アルカナと、56枚の小アルカナがあります。
大アルカナは宇宙の根源・・創造主に至る過程のプロセス(セフィロト)・・の事象を「象徴画」として描かれたものです。また小アルカナは、人間の現実的な生活に根ざした日々の営みを絵柄にしています。

大アルカナ22枚は、その秘密教義から自分たちの次元では理解しがたい事柄まで、奥深く啓示してくるのが特徴です。
「太陽」は「達成」「幸福」「成長」の象徴ですが、同時に「天に昇る=死」も意味するでしょう。
「死神」は「死」「停滞」を象徴しますが、「再出発」「新たな希望」も意味します。
ですから短絡的に「このカードは・・・だ」という解釈のパターン化は危険と言えます。

そのためカードの絵柄の象徴を、丁寧に読み解く事を、実践で経験を積み重ねて養っていかなければなりません。

<小アルカナのコンセプト>
大アルカナが神話や壮大なストーリーであることに対して、小アルカナは、その大アルカナのプロセスに登場する日常の人物たち、出来事、場面、状況を映し出すものです。

大アルカナが問題の性質、その質がどのように変化するかを物語るのに対して、小アルカナはその問題に関係している人物たちが起こす事柄を示します。
●誰が何をするのか?
●誰が誰に対して何をするのか?
●何があってどのような感じがするのか?
小アルカナは端的に物事や状態のワンシーンを描いたワンカットであるといえます。

<大アルカナの特徴>
大アルカナは古代の秘密教義を、神話やカバラなどを根源としてストーリングされていますが、その啓示の中身は小アルカナのように具体的・実際的なものではありません。
万人に共通するような根幹としての物語です。
啓示する範囲が広いとも言えます。
1冊の本があったとします。その本の題名が「ファウスト」だとした時、このゲーテの作品を読んだ方には何を言っているかピンと来ます。でも知らない人は、「それは・・ファウストのようだ」と言われてもわからないでしょう。

「成功」というビックワードは、個々の人間によって捉え方が違います。
「成功」が質問者にとってどのようなことなのか、に視点を置いて解釈しなければならないでしょう。
そのために、同時に小アルカナを出すことによって、大アルカナを補佐する・・言い換えればより的確に解釈することができると思います。小アルカナはより具体的・実際的な事柄を判断する場合に、大アルカナよりも勝ります。

<大アルカナの解釈について>
大アルカナが出た場合、「幸運」「不幸」と短絡的に解釈してはいけません。
大アルカナが語るのは、過去であれ未来であれ、「深い洞察」が必要であることを示しています。
大アルカナの解釈のポイントとしては・・
「この問題はは・・・のようになる」「あなたにとって・・・のようだ」となります。
この・・・の部分がカードを示します。
以前、イメージ化によるリーディングでも記述しましたが、広い範囲を指し示すイメージとしての言葉を使うことが良いと思います。

小アルカナは、大アルカナと比較すると重要な影響力はありません。
言ってみれば、大アルカナと比べると、1枚1枚吟味するようなカードではないとも言えます。
ただ大アルカナと小アルカナは、その使用方法・目的や用途に違いがあるだけです。

例えば・・
ある問題が、何を意味しているのか?原因や理由、その本質を探りたい場合がは、大アルカナ22枚のみを使った方がストレートに啓示される場合があります。

それに対して、一定期間の中で、物事の状態がどうなっているのか、どう変化するのか、相談者に起こりうる出来事を知りたいときには小アルカナが必要です。
考えて読み解くというよりも、どんなスートが多いか、カードの配列、数字の出方などから、感じたことを出していく感じです。

ですから大小フルセットでリーディングする場合には、当然、大アルカナのポジションでは、その相談内容についての大きな変化が生じますし、その経緯や理由、背景などが小アルカナが補う、というふうに読み解きます。

見方を変えれば、大アルカナは主観的で内省し、熟考するカード。小アルカナは客観的で、外向的、実際的な日常のカード、とも言えます。

<小アルカナの解釈のポイント>
小アルカナは、「1」から「10」までの数字と、4種のコートカードで構成されています。
小アルカナの解釈のヒントとしては、数秘術やセフィロト(生命の樹)の考え方が、参考になります。
セフィロトでは10段階のセフィラーに、各数字が対応しますし、同時にワンド・ソード・カップ・ペンタクルという4属性が、視覚上・統計的に、何を物語っているか判断することでしょう。

●4つのスートの中で、目立って多く出ているカード、逆に少ないカードがあるか?
●目立って出ている「数」はあるか?
●その質問自体の性質は何かを掴む。
●その質問の性質と、相談者のパーソナリティーがどのように影響しあっているか?
●プラス側・マイナス側の最大要素になっているカードは何か?
●時間の流れに伴って、数字が小さいものから大きいものへ並んでいる部分があるか?
●全体の印象と上記の情報を照らし合わせる。
※全体の印象とは「暗い」「明るい」「重い」「軽い」「楽しい」「悲しい」などの雰囲気です。

よって小アルカナの場合は以下のような表現を使うことが多いでしょう。
「相談者・相談者の関係者が・・・になるでしょう」
「いつ・どこで・・・が起こる・発生するでしょう」
「誰が誰に・・・するでしょう」
「誰が誰かのせいで・・・されるでしょう」
要は質問者に関係する人物の状態を説明することになります。


   


タロット歴20年。数千人のお客様を鑑定し、的中率の高さで驚きと感謝の言葉を頂いております。タロットが貴女に伝える啓示は「言霊」のように心の中に浸みこんで、解決の糸口を示してくれます。相手の気持ちや今後の運勢を導き、「どのようにすべきか」という的確なアドバイスを誠意を持って鑑定させていただきました。貴女の幸せのためにタロットの言葉に耳を傾けてください。


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タロットカードには、古代の教えが閉じ込められています。絵柄の象徴から導かれるイメージ言語には、人生に多大な影響を与えるものだと感じています。 ご相談のお客様の性格・運勢診断を占星術で行い、タロットによって詳細な出来事や状況、心理的な側面を総合的に判断しています。貴女が悩んでいること、苦しんでいること、その根本原因と貴女自身の気づきを私のタロットリーディングで導きます。

カレンダ
2008年6月
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